映画・テレビ

2013年12月16日 (月)

夢と狂気の王国

砂田麻美監督・スタジオジブリの日々を追った映画「夢と狂気の王国」を見てきました。宮崎駿監督の引退宣言から早数ヶ月。大きな転換期を迎えるスタジオジブリですが、この映画に出てくるのはNHKなどでよく見るような張り詰めた空気ではなく、穏やかで暖かな空気に包まれたスタジオジブリでした。

毎日流れるラジオ体操、監督がいつも買うヤクルトを届けるお姉さん、社内を自由に闊歩する太った猫、緑溢れる屋上の木々が風に揺れる音、スタジオに入る光と外を散歩する園児達・・・そんな何気ない風景の断片がリズミカルに切り取られており、見ていてとても心地よい映画でした。
そんな中、宮崎駿監督がとある人に書いた手紙の中で戦時中の父との思い出を語るシーンなんかは涙が出てきてしまいました。

パンダコパンダ・ハイジから始まり風立ちぬに至るまで、私が感動してきた作品達は監督の実体験なくしては絶対に完成しなかった作品達なんだなと改めて知りました。

宮崎駿監督映画と共に育ってきた私にとって、ジブリ作品は特別な存在で、それぞれの作品にたくさんの思い出が詰まっています。宮崎駿・高畑勲・鈴木敏夫という偉大な3人と同じ時代に生きていることだけでもとても誇りに思えることなんじゃないかなと珍しく思いにふけった夜なのでした。O065009211049736_650_2

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